首・腰|西宮市の整形外科・リハビリテーション科|そごう整形外科クリニック

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首・腰

首・腰|西宮市の整形外科・リハビリテーション科|そごう整形外科クリニック

首・腰

首の症状

肩こり

筋肉の障害や首の骨の変形、精神的なストレスによって生じます。近年「スマホ首」といわれる、不良な姿勢による肩こりが若年者にも増加しています。同じ姿勢を長時間続けない、首や肩周辺の適度な運動、体を温めてリラックスする、などを心がけて予防しましょう。

症状

  • 首~肩にかけての痛み・だるさ
  • 不快感や倦怠感
  • 頭痛

治療

投薬やリハビリ、ブロック注射を組み合わせながら治療をおこなっていきます。

頚椎捻挫(むち打ち症)

頚椎捻挫は、交通事故やスポーツなどで不意に頚部に強い力が加わったりすることで発生します。直後は症状が軽くても翌日以降に症状が強くなることもあります。多くは、数週間以内の安静で治癒しますが、慢性的に症状が残ることもあるため、受傷した場合は早めにご相談ください。

症状

  • 首や背中の痛み、だるさ
  • 腕や手のしびれ
  • 頭痛、吐き気、めまい

治療

症状が強い時期は、お薬を使って和らげ、安静を保ちます。症状が落ち着いたら、リハビリをおこないます。

椎間板ヘルニア

首や腰の骨の間には椎間板という軟骨があり、衝撃を吸収する役割などを担っています。加齢とともに椎間板が傷み、髄核という中身が飛び出すことで神経を圧迫してしまう病気です。

症状

  • 首や腰の痛み
  • 腕や手足のしびれ
  • 細かい手作業が困難
    首の脊髄が圧迫されると、ボタンかけや箸の使用などの作業がしにくくなります。
  • 歩行障害
    脊髄などの神経の圧迫が進行すると、歩行障害をきたします
  • 排尿・排便障害
    重症化すると、排尿や排便がコントロールできなくなることがあります。

治療

軽症の場合は、投薬やリハビリ、ブロック注射などで症状を緩和していきます。脊髄の圧迫が強く、手足の運動機能障害が強い場合には、手術が必要になることがあります。

頸椎症性神経根症

首の後ろを通る脊髄から分かれて腕にいく神経を「神経根」といいます。骨の変形や、椎間板ヘルニアなどによって、神経根が圧迫されることで生じます。通常、左右どちらかの肩や腕が痛んだり、しびれたりします。首を後ろにそらした際に症状が悪化することもあります。

症状

  • 首~肩の痛み・重だるさ
  • 腕から手にかけてのしびれ
  • 筋力低下
  • 腕や手の一部がうまく動かせない

治療

投薬やリハビリ、ブロック注射などで治療します。筋力低下などがみられた場合には、手術が必要になる可能性があります。

頚椎症性脊髄症

加齢に伴う変形や椎間板ヘルニアなどによって、首の後ろを通る脊髄が圧迫されて生じる病気です。神経根症と違い、多くは左右両側に症状がでます。

症状

  • 四肢のしびれ
    両側の肩~手にかけて、下肢全体にしびれや痛みがでます。
  • 巧緻性障害
    ボタンかけ、箸の使用などの、手の細かい作業が困難になることがあります。
  • 歩行困難
    つまずきやすくなったり、足がつっぱって歩きづらくなることがあります。
  • 排尿・排泄障害
    重症化すると、排尿や排便のコントロールができなくなってしまうことがあります。

治療

投薬やリハビリをおこないますが、自然に治る可能性は低いため症状が強い場合は、手術を検討する必要があります。

腰の症状

腰痛症

腰痛の原因はさまざまで、原因の特定が困難な場合も少なくありません。
以下のような病気が背景になっている場合がありますので、安静にしていても良くならない、悪化する場合は、早めにご相談ください。

  • 加齢によって起こる腰痛:椎間板ヘルニア、変形性脊椎症、脊柱管狭窄症、変性すべり症など
  • 外傷による腰痛:腰椎の骨折、分離症など
  • 感染による腰痛:化膿性脊椎炎など
  • 腫瘍による腰痛:多発性骨髄腫、がんの転移など
  • 精神的なストレスによる腰痛
  • 内臓や血管系の問題に伴う腰痛

治療

    コルセットで腰の安定化をはかり、投薬やリハビリを中心に治療を行います。
    症状によって、ブロック注射なども行い症状を緩和していきます。
    原因によっては、さらなる精密検査や治療のために総合病院などへの紹介をさせていただきます。

圧迫骨折

背骨が上下方向の圧力によってつぶれてしまう骨折です。骨が脆くなっている高齢者に非常に多く、転倒などの軽いけがで生じる骨折です。何もしていなくても「いつのまにか骨折」といわれるような骨折していることに気づかない場合もあります。

症状

  • 痛くて動けない
  • 腰が曲がっている
  • 身長が縮んだ
  • 足がしびれて動かしにくい

治療

投薬やコルセットなどで痛みを緩和し、リハビリをおこないます。
痛みが取れない、下肢の麻痺症状がある場合には、手術を検討します。
一度骨折すると骨折を繰り返しやすいことがわかっており(通常の数倍)、骨粗鬆症の治療などの介入が非常に重要になります。

腰部脊柱管狭窄症(ようぶせきちゅうかんきょうさくしょう)

背骨にある脊髄の通り道を脊柱管といいます。椎間板や背骨が変形したりすることで、脊柱管が狭くなり、神経が圧迫される疾患です。高齢の方に多くみられます。安静時には症状は軽く、立ったり歩いていると、おしりや下肢に痛みやしびれが生じて歩行が困難になります。

症状

  • 下肢の痛み、しびれ、重だるさ
  • 間欠性跛行
    しばらく歩くと下肢がしびれたりだるくなり、少し休むと改善します。再び歩き出すとまた症状がでるという症状が特徴的です。

治療

コルセットを装着し安静を保ちます。神経周辺の血流を改善する薬剤や神経痛を抑える薬剤を用いて症状の改善をめざします。リハビリやブロック注射を行うこともあります。このような治療で効果が見られない場合には、手術を検討します。

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