足・全身|西宮市の整形外科・リハビリテーション科|そごう整形外科クリニック

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足・全身

足・全身|西宮市の整形外科・リハビリテーション科|そごう整形外科クリニック

足・全身

捻挫(ねんざ)

捻挫とは、関節に外力がかかり靱帯などの軟部組織や軟骨が損傷することをいいます。
捻挫は全身のあらゆる関節部位で起こりますが、最も多くみられるのが足関節(足首)です。
通常、足首を内側に捻ることが多いため、外側をいためることが損傷されます。
放置すると、軟骨がすり減る変形性足関節症が進行する場合があります。

症状

  • 痛み
  • 腫れ・熱感
  • 不安定感

治療

安静・アイシングをして足をなるべく高い位置(地面から心臓より高い位置が理想的)に上げるように心がけます。損傷が強い場合は、2~3週間ギプスやサポーターなどで固定することがあります。
たかが捻挫と無理をしてしまうと痛みが慢性化しやすいため、じっくり治療することが大切です。

外反母趾(がいはんぼし)

足の親指(母趾:ぼし)の付け根が外側に曲がってしまう状態です。靴をはくと圧迫されて歩行に支障を来します。進行すると足の裏にタコ(胼胝)ができたり、足の指が曲がって伸ばせなくなってしまいます。
遺伝的素因や、加齢、関節リウマチなどによって生じます。同時に偏平足となることがあります。

症状

  • 母趾が変形して靴がはきづらい
  • 母趾の内側や足の裏が痛い
  • タコ(胼胝)ができて痛い

治療

ヒールの高い靴や、つま先の細い靴を避け、親指を内側に向ける母趾外転筋という筋肉を鍛える体操や、足の指の運動などを行います。また、外反母趾を矯正するための装具や足のアーチ構造を守るための足底板(インソール)を作製して症状を緩和します。
症状が強い場合には、矯正骨切りという手術で変形を根本的に改善させる治療を検討します。

足底筋腱炎(そくていけんまくえん)

歩きすぎたり、硬い靴を履いたりすることで、足の裏の筋肉や腱に慢性的な炎症や損傷が生じる病気です。主に、長時間の立ち仕事や歩行、スポーツなどによる使いすぎによって起こりますが、硬い靴など不適切な靴の使用も関連します。

症状

  • 体重がかかると足の裏が痛い
  • 特に朝の第1歩目が痛い
  • 夕方以降、だんだんと痛くなる

治療

自分にあった靴、できれば土踏まずをしっかりサポートする靴を選びましょう。足裏の筋肉のマッサージやストレッチや運動を行い、症状が強い場合はステロイドを注射することもあります。
手術療法は原則的にないため、治りが悪い場合は、当院では体外衝撃波の治療も行っています。

アキレス腱付着部症

アキレス腱は、ふくらはぎの筋肉とかかとの骨をつなぐ強靭な腱です。
スポーツなどによって運動負荷が加わり続けることでアキレス腱に微細な損傷が繰り返しおこり、痛みが生じる疾患です。

症状

  • アキレス腱部分が痛い
  • 腫れ

治療

投薬やリハビリでの温熱、ストレッチなどを行います。症状が強い場合には、注射をおこなうことがあります。また、体外衝撃波による効果が多数報告されており、当院でも治療をおこなっています。

痛風(つうふう)

尿酸値が高い状態(高尿酸血症)が続くと、尿酸が関節に溜まってしまい炎症を引き起こし、親指の付け根などに、激痛と腫れが生じます。痛みは1週間程度で治まってしまうため、そのまま放置してしまう方がおられますが、尿酸値が高いままにしていると、痛みの発作を繰り返すだけでなく、結石や腎臓機能障害などが生じることもあります。中年男性に多くみられる疾患です。
痛風の主な原因は、プリン体を多く含む食品(レバー、エビ、白子、あん肝、あじの干物など)やビールなどのアルコール飲料の過剰摂取、尿酸をうまく体外に排出できないことでも起こります。

症状

  • 激烈な関節痛(主に足の親指の付け根)
  • 赤く腫れて熱をもつ
  • 進行すると結節や腎臓機能が低下してしまう

治療

痛みや炎症が強い場合は、患部を冷やし、消炎鎮痛薬を内服します。
食事や飲酒習慣の見直しも大切です。
強い炎症が治まってから、高尿酸血症の治療薬を開始し、尿酸値を正常値に保つことは、痛風発作の再発予防だけでなく、将来的な結石や腎臓機能障害を予防するためにも非常に重要です。

全身

骨粗鬆症

関節リウマチ

関節リウマチは、免疫機能の異常によって関節に炎症が起こり、軟骨や骨が破壊される疾患です。
早期に診断し治療開始することが非常に重要な疾患です。
初期症状として手の関節痛や腫れ、手のこわばりがでることが多いため、気になる症状があれば早めにご相談ください。

治療

免疫抑制剤と言われる薬をもちいて治療します。薬は、内服薬や注射薬があります。

軟部腫瘍

手足や体幹に、いわゆる「しこり」ができることがあります。このしこりを軟部腫瘍といいます。ほとんど良性ですが、稀に悪性の腫瘍もあり放置すると生命にかかわる疾患である可能性があります。手足などにしこりを自覚したら、まずは気軽にご相談ください。

代表的な軟部腫瘍

  • 脂肪(肉)腫
  • 神経鞘腫
  • 腱鞘巨細胞腫
  • 血管腫
  • ガングリオン
  • 線維腫
  • 滑膜肉腫
  • 横紋筋肉腫など

骨腫瘍

骨にできる腫瘍で、軟部腫瘍と同様に、良性骨腫瘍・悪性骨腫瘍に分けられます。内臓などのがんが骨に転移した転移性骨腫瘍も珍しくありません。骨腫瘍によって弱くなった骨が骨折をきたす病的骨折をきたすこともあります。

代表的な骨腫瘍

  • 内軟骨腫
  • 骨軟骨腫
  • 軟骨肉腫
  • 骨巨細胞腫
  • 多発性骨髄腫
  • 骨肉腫
  • Ewing肉腫など

感染

感染とは、細菌やウィルスが体内で増殖することで様々な症状や障害をきたす状態です。整形外科領域でも、皮膚・腱・筋肉などの軟部組織、骨や関節といった深い場所まで感染をきたすことがあります。ちょっとした擦り傷でも破傷風のような恐ろしい感染症を発症することもあるため侮れません。
傷のあとに赤く腫れたり、膿がでるような場合には早急に受診してください。
また、腰や関節が痛くて熱がある場合にも深い部位で感染している可能性がありますので、まずは早めにご相談ください。

代表的な感染

  • 傷の感染(化膿)
  • 蜂窩織炎
  • 化膿性関節炎
  • 化膿性脊椎炎
  • 化膿性腱鞘炎など

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