9月2日に開院してまだ間もない当院ですが、「縫わずにすむばね指手術」がご好評をいただいており、すでにたくさんの手術希望者にご来院頂いております。そのうち半分の方は県外からの患者さんであり、ホームページやインターネットの影響力の大きさを改めて実感しております。ばね指手術は、勤務医時代から1000例以上の手術を執刀してきました。若手のころは、‘’簡単な手術‘’と認識していましたが、経験を増すごとに’’難しい’’手術だと認識を改めるようになりました。たしかに複雑な手術手技は不要ですが、術後に痛みや動きの制限がでてしまいスッキリしない患者さんが少なからずおられるからです。以前、日本有数の手外科医が講演会で同様のことをおっしゃっておられたことに強く賛同したのを覚えています。手の構造は非常に複雑で、常に目の前に見える器官でもあり、痛みなどの不調があると常に気になってしまいます。少しでも術後の痛みや生活上不自由な期間を短縮するために、なるべく体への負担が少ない手術が望ましいと考えています。当院の「縫わずにすむばね指手術」は約２mmの皮膚切開で皮膚縫合を必要とせず、術後１～２日目から手洗い可能となるため、体にも、社会的にもやさしい手術です。手術費用も保険適応（手術手技料：3割負担で約7,000円、その他診察料・薬処方料別途かかります）でおこなっております。後日、ばね指に関しては詳しくブログに書こうと思っていますので、もうしばらくお待ちいただければ幸いです。お薬や注射で改善せずに、ばね指症状でお悩みの方は是非当院にご相談下さい。